今回は”ハーフカット”の特徴やおすすめポイントについてご紹介します。
ハーフカットは、シールやステッカーのカット方法として用いられることが多い手法の一つです。
ここでは、ハーフカットの魅力について、その特徴やダイカットとの違いを交えながら解説していきます。
ハーフカットとは?
一般的なステッカーやラベルは通常、カットラインに合わせて剥離紙ごとカットされています。一方で、ハーフカットは剥離紙が残るようにカットした状態で、シール部分のみをカットする加工方法です。
このため部分的にシールを剥がすことが可能になります。
シール部分が台紙に張り付いているため、マルチシールや複雑な形状のシールを印刷するシーンで活用されることがあります。
ハーフカットとダイカットの違いは?
ダイカット (Die-cut):
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- ダイカットは、特定の形やデザインにシールやステッカーをカットする加工方法です。
- 通常、専用の金型やダイを使用して、シールやステッカーを所定の形状にカットします。これにより、四角や円以外の形状や複雑な形状を持つシールを作成することが可能です。
- シール全体がカットされ、余白が残らないため、シールの周囲がデザインに合わせて自由に形作られます。
- パッケージや広告などで特定の形状を持つシールやステッカーを使用する際に一般的に利用されます。
ダイカットのサンプルイメージ
ハーフカット (Half-cut):
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- ハーフカットは、シールやステッカーの表面に剥離紙を残しながら、特定の部分だけをカットする加工方法です。
- 通常、特定のデザインやパーツを剥離紙から分離するために使用されます。これにより、シールを貼る際に必要な形にカットされたシールパーツを簡単に取り出すことができます。
- ハーフカットを使用すると、複数のデザインが一枚のシートに印刷され、個々のシールが剥離されるように配置されたマルチシートを作成することができます。
- また、特定の形状のデザイン内の一部分を取り除く場合にもハーフカットが利用されます。例えば、円形のシール内の中心部を抜き取るような場合です。
ハーフカットのサンプルイメージ
ハーフカットのおすすめポイント
ここまでご覧頂いたようにカット方法をハーフカットにすることによって、1枚の台紙に複数のデザインを印刷することができるため、大量に複数種類のシール、ラベルを印刷したいという方におすすめです。
他にもダイカットでは対応できない形状についてもハーフカットであれば印刷可能な場合もございます。
創美ではデザインや用途、ご要望に応じて最適なカット方法をご提案させていただきます。
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