新商品を販売するときに、まず気にしたいのが商品のパッケージですよね。
最近はフリーマーケットサイトなど個人でもオリジナルの商品を販売できるようになってきました。
「商品には自信があるけど、どうしたら魅力が伝えられるんだろう?」
「顧客層は女性だけれど、興味を持ってもらうにはどうしたらいいのかわからない。」
そんな方にお勧めするのが、オリジナルデザインの商品ラベルを作成することです。
商品価値をぐっと上げるオリジナルラベルの魅力をご紹介します。
オリジナルラベルを作るなんて、難しそう。費用はどのくらい?という疑問にもお答えします。
今、広告業界でよく話題に上がるのが生活様式の変化による広告形態の変化です。
これまでであれば電車の中吊り広告や、街の電光掲示板で大々的に広告することで大きな集客が望めました。
ですが、通勤電車の中で見ているのはいったい何でしょうか?
そう。手の中に納まる広告塔。スマートフォンですね。
今は、マルチ広告よりもパーソナライズド広告と言われます。
つまりインターネットの検索履歴から、個人の好みや行動履歴にパーソナライズされた商品広告が今の主流となっているのです。
そこで重要となってくるのが、商品コンセプトを伝えるための商品パッケージです。
オリジナルの商品ラベルはワンポイントで商品の魅力を伝える力があります。
お酒やクッキーなどの食品向けのラベルの中にも、袋へ貼り付ける場合やビンに貼り付ける場合などいろいろなパターンがあります。
こうした事例を見ることでオリジナルラベルのイメージがより具体的にできるようになりますね。
商品の魅力と一口に言っても一体どんなものがあるのでしょうか?
以下の3つの観点から考えていきましょう。
「機能的魅力」とは、商品そのものの機能に対し感じる魅力のことです。
食品であれば「美味しそう」であったり、日用品であれば「使いやすそう」「便利」といった魅力になります。
パッケージやラベルでこれらのことを伝えるのであれば、簡潔なキャッチフレーズやイラストなどが効果的です。
ユーザーが目にするパッケージはほんの数秒です。
店頭であれば、さらにたくさんの商品の中に埋もれてしまうでしょう。
ネット広告であれば、ユーザーはそもそも商品を目的に画面を見ていないことすらあります。
その中で、ユーザーの心をつかむようなパッケージを作る必要があります。
一目でユーザーの感情を揺さぶるようなラベルやパッケージを作ることで、まずはその商品に興味を持ってもらうことが出来ます。
先ほどユーザーが商品を目にするのはほんの数秒といいました。
ですが、不思議なもので一回でも興味を持った商品はその後何度か目にするうちにコップに水がたまるように、脳の中に商品の情報がたまっていきます。
これこそが現代の広告の強みなのです。
いわゆるブランド品が魅力的に感じるのは、その商品が希少なものであったり、高価なものであることが周知されているからです。
また、商品だけでなく企業自体に魅力を感じてブランド品を選ぶユーザーも多いでしょう。
この時必要となってくるのが、ユーザーといかに共感できるかということです。
例えば、化粧品を販売する企業ならどのようにユーザーと共感を作っていくのか考えていきましょう。
ターゲットが働く女性なら、できる女性、かっこいい女性をアピールするような商品コンセプトになるでしょう。
子育て中のお母さんがターゲットなら、子供の肌にもやさしいスキンケア、手軽に使えるメイク商品といったイメージになるでしょう。
そして女性を応援するといった企業理念を打ち出し、ユーザーの共感を得られれば、そのまま企業のファンになってくれるでしょう。
こうして、商品と企業の両面から顧客に魅力をアピールしていくことが出来れば、商品の社会的魅力は上がっていきます。
この社会的魅力、つまりはブランド力を上げることで商品の価値はより高くなっていきます。
そこでおすすめしたいのが、ロゴやキャラクターのオリジナルデザインのラベルの利用です。
オリジナルラベルを商品に貼付することで、商品だけでなく企業の認知度を上げることが出来ます。
現代の広告の柱となるのはやはりSNSの口コミによる拡散でしょう。
商品のイメージカラーやロゴは非常に重要なものです。
SNS投稿はほとんどがスマートフォンの小さな画面で見ていることからお分かりいただけるかと思います。
一貫したロゴやイメージカラーを使用することで、実店舗やSNS、そのほかの広告で何度も目に入ることが強みになります。
目を引くロゴで会社や商品の認知度を上げることで、その商品のブランド力は大幅にアップするでしょう。
さらに季節商品や限定商品では、オリジナルラベルを使用することで、より商品の希少価値を上げることが出来ます。
また、環境に配慮した商品であることをアピールすることで社会的な価値を上げ、より魅力的な商品とすることもできます。
以下では、特殊な紙素材を使った商品ラベル・シールの事例をご紹介します。
シールの特徴:エンボス加工・耐水下降
表ラベルのスパークリングの印刷・加工をどう再現するのかを白糸酒造様と弊社、工場担当者が実際に打合せを重ね、耐水性(冷蔵のため)のある特殊紙に泡の部分を印刷ではなく型押し加工で再現しております。
風光(ふうこう)とはさわやかな白さに、温かい肌触りと軽く、しなやかさとスムースさを兼ね備えたファインペーパーとなっており。姉妹紙に波光(はこう)という特殊紙もあり
品格のあるシリーズとなっております。
「経験的魅力」とは、その商品を購入したり、使用したりして得られる経験に価値を感じることです。
例えば最近はソロキャンプがブームですよね。
キャンプで使うテントなどは機能面でのアピールも必要ですが、そこから得られる経験にフォーカスした広告方法も効果的です。
たとえばお酒であれば、友人と語らう時間を表現するといったパッケージもいいですね。
また、環境に配慮した商品をあえて好んで購入するユーザーが多いのも現代の特徴です。
日用品であれば使用した後の廃棄までの流れをあえて表示することで、商品の価値を高めることが出来ます。
いうなれば経験的魅力とは商品購入後の生活の質(QOL)の向上をアピールするということです。
商品の魅力を伝えるためにラベルが効果的であることがお分かりいただけたかと思います。
ではオリジナルのラベルはどのように作成すればいいのでしょうか?
一般的には印刷会社などに依頼をすることがほとんどです。
制作の流れは以下のようになります。
この時ラベルのデザインは顧客側がすべて行うのが一般的です。
ラベルのデザインまで一緒に手掛けてくれる会社はあまり多くありません。
ですが、個人販売の商品の場合など、ラベルデザインを一からすべて行うのが難しい場合もあります。
創美では手書きのデザインからデーターに起こすサービスもご用意いたしています。
さらにはテンプレートやデザインの事例もあるので、これまでのノウハウから最適な提案をいたします。
また、試作段階であったり、限定商品、ノベルティの場合には大量ロットでの注文とはいかないことがほとんどでしょう。
一般的に小ロットのラベルでは原価が高くなってしまうため、受注自体をしていない印刷会社もあります。
創美では、小ロットでのラベル作成の事例も多数ございます。
まずはお見積もりをご相談ください。
ラベル印刷についての注文の流れなどは以下のリンクをご参照ください。
ファンシールとは、紙の素材自体にエンボス加工・模様・色・質感などの特色のある特殊紙「ファンシーペーパー」で作られるシールのことです。
ファンシールでは、一般的な紙素材を用いた印刷では表現が難しい、風合い・質感・高級感を出すことができ、商品パッケージで、商品価値を高めたい方におすすめの素材です。
選べる特殊紙の種類は4000種類以上もあり、商品ラベルをイメージどおりのデザインに仕上げることが可能です。
また、ファンシーペーパーでシール・ラベルを作っているところはまだ少ないため、他社のシールデザインと圧倒的な差別化ができ、商品の付加価値を上げることができます。
これからの商品の販売促進には商品価値を上げる商品パッケージが重要であるとお分かりいただけたかと思います。
商品の価値とは、機能的魅力、社会的魅力、経験的魅力のことです。
機能的魅力で商品自体の性能を、社会的魅力でブランド力を、経験的魅力で商品購入後の生活の質の向上をアピールすることによって商品に付加価値を持たせることがパッケージの目的です。
これらの魅力を簡潔かつインパクトのあるラベルで伝えるためには、オリジナルのデザインが最適でしょう。
オリジナルデザインに不安がある方にはテンプレートなどを使用することで、かんたんにインパクトのあるラベルを作成できますので、安心してくださいね。
期間限定商品などの小ロットのラベル印刷でも安価で魅力あるラベルを作成するためにも、まずは見積もりを取ってみることをおすすめします。
ぜひ試してみてくださいね。