高温加熱を必要とするする商品に多く用いられるのがレトルトパウチ袋です。
今回はこのレトルトパウチ袋に使用するラベル・シールについてご紹介します。
レトルト釜での加圧加熱殺菌では120℃で4分以上など粘着剤の剥離や、ふやけてしまう要因となってしまいます。
このような高温によるダメージを受ける環境でもシールとしての機能をを維持するためにはシール素材や糊の種類、インキ等の要素が重要となります。
レトルト食品は包装容器(パッケージ)ごと加熱するので、高温や耐水性に特化した素材を使用して制作していきます。
また耐熱シールとしては、レトルト食品用以外に、バッテリーや厨房機器など更に高温を想定した耐熱シールもございます。
耐熱向けのシールは素材としては、ユポ紙や合成紙、PETフィルム素材が一般的です。
分厚さは80μmのものが最も流通量が多く金額も他の厚みに比べると比較的安い傾向があります。
ボイルを想定したラベル・シールの場合は、約80℃まで耐えることができ、
冷凍への対応や、耐水性といった付加的な環境にも対応できるようなラベル・シール作成が求められます。
シール印刷の創美では、想定される使用環境や時間に応じて最適なシール素材をご提案させていただいております。
一般的なシールと比べて、より強力なプラスチックフィルムや接着剤が使用されることから、
レトルト食品用のラベルでは耐熱性に加えて耐久性(傷や破れ)、伸縮性にも優れている特性があります。
ただし、シールのスペックが不適切だと、正しく密着せずシールとしての機能が落ちる場合があるので注意が必要です。
創美では、創業いらいの豊富なシール制作の実績がございます。
お客様のご要望に応じて、適切な素材や用途でラベルシールをご提案させていただきます。
レトルト食品用ラベルや耐熱シール、冷凍用シールをお探しの際は、お気軽にご相談ください。