「里紙ってどんな素材?」
「里紙はシールにも使えるの?」
「コーヒーやワインのような、洋風な商品のラベルにも使えそう?」
里紙は両面に凹凸がある、特殊紙のひとつです。和のテイストが感じられ、シール・ラベルの素材として使ってみたい人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、里紙の特徴やおもな用途、シール・ラベルへの使用例などを紹介していきます。
里紙とはファインペーパー・ファンシーペーパーのひとつです。紙の両面に凹凸があるため、さわると独特なざらつきとやわらかな印象を感じられます。紙自体に少し厚みがあり、どこか懐かしさとあたたかみのある雰囲気の素材です。
カラーバリエーションは全50色と豊富。「ききょう」「もみじ」「りんどう」など日本の原風景や四季折々の情景をイメージさせるようなカラー名がつけられています。用途にあわせてカラーを選べるのが魅力です。箔押しやエンボス加工など、印刷の加工方法にこだわるのも良いでしょう。
絶妙な和の雰囲気と印象的な質感から、里紙は幅広い用途で活躍します。
・本の装丁
・紙袋や封筒
・パッケージ
・パンフレットや案内状などのPR用
・名刺などのカード用
がおもな活用例です。デザインやアイデア次第で、用途はさらに広がるでしょう。もちろん商品のラベルやシールの素材としても使うことができます。
里紙はラベルやシールにも使われることが多い素材です。ワンポイントとして利用すると、レトロな仕上がりがプラスされます。
和のテイストが特徴の素材ですが、和風な商品だけでなく、あえてコーヒーやワインなどの洋風な商品に使って周りと差をつけるのもひとつの方法です。ギフトとしての特別感や高級感を演出できますよ。
ファインペーパー・ファンシーペーパーは厚みがある紙が多いため、フルカラーやグラデーションは色の調整が難しく、原則フルカラー・グラデーションは推奨しておりません。
※印刷内容によってはカラー・グラデーションをお断りする可能性があります。
紙の質感が十分ある為、1色印刷や箔押しだけでも高級感や高付加価値が演出できます!
里紙は特殊紙のひとつ。通常のコピー紙と比べて紙自体に凹凸と強度があるため、複合機で印刷すると紙詰まりや引っかかりの原因になるケースもあります。使用条件によっては紙にインクがうまく定着しない、鮮明に印刷できない等のケースも起こります。複合機自体が特殊紙の印刷に対応していない場合も考えられるため、事前に複合機の仕様や設定を確認しておきましょう。
里紙は独特な和のテイストを持つファインペーパー・ファンシーペーパーです。凹凸があり、手触りからやわらかさや上品さを感じられます。高級感やレトロさもプラスでき、周りと差をつけたいときにうってつけです。
里紙はシール・ラベルに使うと個性が出せる一方で、自分で印刷・制作するのが難しい素材でもあります。デザインや印刷方法などをプロに相談できると安心ですよね。
シール・ラベルの制作実績が豊富な創美では、お客様へのご提案から製造・納品までトータルプロデュースをしています。お客様のご要望をお聞きし、最適な方法をご提案いたします。
見積もり依頼は無料です。おしゃれなシール・ラベルを作りたい方や、小ロット発注もぜひご相談ください。