「デザインだけでなく、シールやラベルの素材選びからこだわりたい」
「商品やサービスにあわせて、少しずつニュアンスの異なる色を使い分けたい」
トーンFは、表面に凹凸があるファインペーパーです。グレー系で絶妙にニュアンスの異なるカラーが18色展開されており、グレー系のカラーの素材を探している方にぴったりです。デザインや用途によってカラーを使い分けることで、印象に残るようなアイテムが仕上がるでしょう。
この記事では、シールやラベルの素材としてもよく使われているトーンFという素材について紹介します。
トーンFとは、平和紙業株式会社が2017年に発売したファインペーパーです。表面に細かな凹凸があり、独特の手触りを感じられます。
なお、カラー展開はグレー系の18色となっています。グレーに特化した素材は唯一無二と言えるでしょう。
全18色のカラー展開のうち、暖色系のウォームグレー、寒色系のクールグレーとそれぞれ9色ずつで表現しています。グレー系のカラー展開に特化しているため、ほかの素材でデザインにあうグレー系のカラーが見つからなかったときに重宝するはずです。
それぞれのカラーは微妙なニュアンスの違いがあり、並べるとグラデーションのような美しさがあります。同じトーンFで異なるカラーを採用して、シリーズ展開するのもよいでしょう。
表面に凹凸のある素材です。グレーのマットなニュアンスもあいまって、見た目はやわらかな印象ですが、触れるとしっかりとした手触りを感じられます。
見た目はやわらかな印象があるものの、しっかりとした堅さのある素材です。そのため、書籍の表紙や名刺・カードなど、堅さのほしいシチュエーションでよく使われています。
トーンFは、シールやラベルの素材としてもぴったりです。凹凸のある質感は、商品やサービスのワンポイントとして役立ちます。マットなカラーのニュアンスを活かし、落ち着いた印象に仕上がるでしょう。
グレー系のカラー展開に特化しているため、同じデザインに異なるカラーを採用し、複数のパターンのシールを印刷するのもおすすめです。
ファインペーパーのトーンFは、インクジェットプリンターやレーザープリンターでの印刷を想定した素材ではありません。インクやトナーの乗りは良いものの、凹凸に隠れて見づらくなったり、印刷にムラが出たりして、自分ではうまく制作できないケースが考えられます。
さらに、写真を鮮明に印刷するのは難しく、イラストも場合によってはうまく印刷できないケースがあります。自分で制作する際には機器やインクの量を念入りに調整したり、テスト印刷を繰り返したりして対応しましょう。
グレー系の微妙にニュアンスが異なるカラーがそろうトーンFは、落ち着いた印象を持たせたいときにおすすめです。デザインや用途にあわせて、トーンFをシールやラベル制作に活用しましょう。
トーンFへの印刷は、自分でプリンターや複合機を用意して行うこともできますが、凹凸のある素材のため、イメージどおりにうまく印刷できないケースも考えられます。うまく印刷できるまでに何度もテスト印刷が必要になったり、コストが想定以上にかかったりするかもしれません。素材にあったデザインやカラー選びについて、印刷する前にプロに相談できると安心ですよね。
印刷会社の創美は、トーンFのように堅さと凹凸のあるファインペーパーの印刷実績も豊富です。ご提案から製造・納品までトータルでお任せいただけます。