「シールに和紙を使いたい!でも、耐水性が気になる…」
「耐水性のある和紙シールは作れるの?」
「さわると和風な質感を感じられるラベルを作りたいけれど、冷蔵するし…」
和風なデザインに限らず、さまざまな場面で使われている和紙シール。瓶のラベルや食品パッケージなど、耐水性の気になる場面で和紙シールを使ってみたい人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、耐水性のある和紙シールについて紹介していきます。
和紙シールとは名前のとおり、和紙を素材に使ったシールのことです。同じ和紙シールでも、和紙の種類や色が違うと印象もがらりと変わります。和紙の種類にもよりますが、一般的には表面がコーティングされていないため光沢がありません。一方で繊維が多く含まれており、凹凸があります。箔押しやエンボス加工など、印刷加工を工夫することも可能です。
落ち着いた雰囲気と触れたときの上品な質感を演出できるのは、和紙シールならではの特徴です。ギフト商品やお取り寄せ商品、木箱などシールで高級感をプラスしたいときにも役立つでしょう。
和紙シールは、和風なデザイン以外でも活躍します。あえて洋風なデザインに使ってみるのも良いでしょう。モダンな雰囲気が加わり、おしゃれなシールが出来上がります。
通常、シールに水滴がつくとシワになったり、破れたりしてしまいます。和紙を素材としたシールは、耐水性があまり高くなさそうなイメージがある人も多いのではないでしょうか。
和紙の種類にもよりますが、耐水性の和紙シールを作ることは可能です。耐水性の和紙シールを作るには、粘着力の強い糊を使う、表面に耐水・はっ水加工を施す、和紙と糊の間にフィルムを挟むなどさまざまな方法があります。
より耐水性の高い和紙シールを作りたいときは、素材に和紙フィルムを使うのもひとつの方法です。和紙フィルムとは、フィルム素材を使って和紙の模様を再現した耐水性のある素材のこと。水滴でシワになったり破れたりする心配はありません。剥がしやすさや貼り直しやすさも魅力です。
耐水性の和紙シールはさまざまな場面で活用されています。ここからは、耐水性の和紙シールが役立つシーンを紹介していきます。
結露のつきやすい瓶ラベルには、耐水性のあるシールを使うのがおすすめです。なかでも、日本酒や焼酎・甘酒など日本で生産されている飲み物の瓶には、耐水性の和紙シールがマッチするでしょう。
耐水性の和紙シールは結露がついてもシワになりにくく、制作したときの風合いを長く保つことができます。和紙ならではの高級感を演出し、ブランドイメージの向上にも役立つでしょう。
冷蔵・冷凍保存の必要な食品にも、耐水性のあるシールが役立ちます。解凍中や調理中に水滴がついても、耐水性があるので安心です。成分表示や商品の封かん、パッケージのワンポイントなどとして使ってみましょう。
耐水性の和紙シールは、水滴・結露がつきやすい商品にぴったりです。デザインだけでなく、和紙の種類や色選びにもこだわって、高級感のある和紙シールをつくりましょう。
耐水性の和紙シールは、自宅のプリンター等で印刷して制作することも可能ですが、印刷に失敗したり見た目がきれいに仕上がらなかったり、自作すると必要以上にコスト(費用)がかかったりする可能性があります。耐水性の和紙シールに適した素材やデザインなどを、印刷のプロに相談できると安心ですよね。
和紙シールの制作実績が豊富な印刷会社の創美では、お客様へのご提案から製造・納品までトータルプロデュースをしています。お客様のご要望をお聞きし、最適な方法をご提案いたします。
見積依頼は無料です。初めて和紙シールを作る方や、小ロット発注もぜひご相談ください。